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CASE

被災から再生、温もりが伝わる薪ストーブの家

Su邸 民家再生工事 石岡市 2012

コンセプト

 築40年を超える純和風住宅をモダンでバリアフリーの快適な空間に。太陽光発電、薪ストーブの温もりと自然素材がやさしいエコなすまいです。
 東日本大震災によって大きな被害をうけたS邸。家族の思い出がいっぱい詰まったこの住まいを、自然素材を使った、明るく快適な空間にリフォームしました。
 構造材として大切な差鴨居を活かし、全体的に「和」をベースとした室内空間としました。耐震補強を行うと共に断熱性能もアップ、車椅子の生活に対応できる間取りとなっています。
 キッチンは、料理をする奥様と、ダイニングにいる家族と目線が同じになるよう設計しました。忙しい朝は対面式のカウンターで朝食を。夕食の準備をしながら、ダイニングで勉強する子供たちをみたり、休日には家族みんなで一緒にお料理と、キッチン・ダイニングはコミュニケーションの中心の場です。
 リビングにはご主人の要望で薪ストーブを設置しました。立派な鴨居と柱、床はナラの無垢材、壁は漆喰塗りです。古材と自然素材の、やさしさと温もりある、モダンな空間となりました。また、リビングとダイニングを仕切る、ガラスの引き戸を開けると、広々としたワンルームになります。
 本をたくさん所有している奥様の要望で書庫を作りました。書棚はサイズや分類分けを行い、見たい本が取り出しやすいように設計してあります。

完成までのブログ
コンセプト
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コンセプト

所 在

石岡市

建築面積

143.26㎡(43.33坪)

延床面積

143.26㎡(43.33坪)

構造・用途

木造(伝統工法)平屋建て

竣 工

2012年 4月

担 当

吉田・恩藏

設 計

㈲吉田建築計画事務所

家族構成

母、夫婦、子ども

外部仕上げ

屋根:日本瓦葺き 外壁:スイス漆喰塗り

内部仕上げ

天井:杉縁甲板・竿縁天井 壁:スイス漆喰塗り
床:ナラ無垢フローリング
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