この建物はかつて農家の納屋として建てられた空家を活用し、カフェ&ピザのお店にリノベーションしました。
古民家ならではの素朴で懐かしさを感じる空間と、樹々や草花に包まれた季節感溢れるガーデンで、訪れた人がのんびりと過ごすことのできる空間を提案しました。
建築の素材は、床は三和土(たたき)の土間、壁は漆喰と煉瓦、天井は古材を現しとました。水廻りは古材を再利用した洗面カウンターに、地元笠間焼きの器を洗面ボウルとして使い、全体をミニマルなデザインで仕上げています。
深い庇下空間は、テラス席として利用し、ガラス戸を挟んで内外を連続させました。建物全体が黒と白のコントラストを奏で、モダンさとノスタルジックを融合させています。また、照明の重心は低く抑え、間接照明を用いて落ち着きのある雰囲気としました。
建物の正面に見える煙突の付いたオブジェは、ピザを焼く石窯でこのお店のシンボルとなっています。建築主とその友人たちによるセルフビルドの秀作です。個性的でユニークなデザインがゲストをお迎えします。
石臼挽きの小麦粉と全粒粉で仕立てたこだわりの生地を、石窯で丁寧に焼いたオーガニックな手作りピザとエスプレッソで、心地よいひと時をお過ごしください。
