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素材の機能を活かした日本式ログハウス

八郷の家 木造2階建「板倉造り」(落し込み工事) 石岡市 2002

コンセプト

柱と柱の間に厚い板を落とし込む「板倉造り」は、いわば日本式ログハウス。この工法は柱と柱の間に厚さ30mmの実(さね)加工した板を落とし込むというシンプルな工法です。厚い板は、冬には水蒸気を放出し乾燥を和らげ、夏は湿度を押さえるなど調湿性に優れています。柱には強度の高い地元産の4寸角の桧、土台には防虫性・防腐に優れたヒバを使用し、防腐材は使いませんでした。
 松板の表面に塗布した天然素材の柿渋は、柿渋のタンニンが年を重ねるごと年々柔らかな赤褐色に変化していくとともに木の耐久性を増し、また殺菌性にも優れています。壁・天井の仕上げに使用した山方町の"西の内和紙"は、柔らかな色彩が安らぎと心地よいリズム感をあたえてくれています。

コンセプト
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コンセプト

所 在

石岡市

敷地面積

386.31㎡(116.88坪)

建築面積

109.38㎡(33.09坪)

延床面積

145.19㎡(43.92坪)

構造・用途

木造2階建て(落し込み工法)専用住宅

概 要

1F 玄関、客間8帖、リビング、ダイニング、キッチン、洗面脱衣室、浴室トイレ、主寝室、ウォークインクローク
2F 子供室(2室)、納戸、トイレ

竣 工

2002年  8月

施 工

㈲吉田工務店

設 計

㈲吉田建築計画事務所

家族構成

 夫婦+子供4人

その他

 
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