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CASE 28(木造園舎)

自然を感じながら、感性豊かに過ごせる第二の我が家

児童発達支援事業所「あおば」  木造平屋建 新築工事 茨城県神栖市 2025

コンセプト

 茨城県神栖市にて、児童発達支援事業所「あおば」が竣工しました。
 敷地北側の道路を挟んだ向かい側には、同法人が運営します認定こども園萬徳寺保育園がございます。
 「あおば」の子供たちと萬徳寺保育園の子どもたちが、日常的に交流できる環境づくりを設計のおおきなテーマとしました。幼児期から障がいのある子どもと共に生活することで、お互いに様々な学びや体験・経験することが、インクルーシブな社会の実現へと繋がって行くことを目的としています。そこで障害を持つ子どもたちの空間と、保育園児たちの空間と、テラスや園庭は交流の場となるようゾーニングしました。
 「あおば」は、定員10名の児童発達支援事業所です。建物は木造平屋建ての小規模な建物で、茨城県産材の杉・檜を内外装にし、天井が高くのびのびした温かみのある空間です。
 また室内空間は音の反響に配慮した吸音性の高い構造として静穏な環境を確保し、障がいをもった子供たちが、静かな場所で落ち着いて過ごせる環境づくりに配慮しています。日々の生活を通して自然との一体感を感じながら感性豊かに過ごせる、第二の我が家のような建物となる事を目指しました。
 園庭は木々を植え、起伏のある丘や砂場、水遊びの水盤など子どもたちが日々様々な発見や体験ができる設えとします。野趣に富んだ園庭と自然素材による建物が一体感を感じるような環境づくりを目指しました。

【施設について】
 児童発達支援事業所の利用者は、小学校就学前から6歳までの障がいのある子どもが主に通い支援を受けます。利用の仕方に決まりはなく、保育園の代わりに利用したり、保育園と児童発達支援事業所と週の半分程度ずつ利用したり、保育園の降園後または登園前に利用する併行通園型が比較的多いようですが、どういった頻度で利用するかは、子どもが必要とする支援に応じて変わります。

完成までのブログ
特徴
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外観

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外観

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訓練室

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静養室

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エントランス

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園庭から

ギャラリー
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断面図
パース

外観パース

園長先生より

児童発達支援事業所「あおば」 岩堀園長 先生

緑のアプローチから、安心と学びの場へ

 萬徳寺保育園での歩みをつなぎ、児童発達支援事業所「あおば」を開設しました。あおばは、子どもたちにとって集団生活への大切な入り口です。一人ひとりの発達や個性を尊重し、夢中になれる遊びを通して、楽しみながら心と体の成長を育んでいます。思い切り遊び、挑戦し、友だちとの関わりを重ねる中で、「できた」という自信や安心感を積み重ねていきます。
 園舎は、木の温もりを生かした、子どもたちがほっと安心できる空間です。自然素材の優しい雰囲気は、子どもの心を落ち着かせ、安心して過ごせる環境を作り、遊びや学びへの意欲を引き出します。また、保護者の皆さまも気軽につどい、子育ての喜びや悩みを分かち合える居場所となることを目指しています。子どもも保護者も、そして「あおば」に関わるすべての皆さまが笑顔になれる環境づくりを通して、地域とともに成長を支えてまいります。

コンセプト

所在地

茨城県神栖市

用途地域

第2種低層住居専用地域

防火地区

指定なし

主要用途

児童福祉施設(児童発達支援施設)

工事種別

新築

構 造

木造地上1階

竣 工

2025年 4月

敷地面積

999㎡

建築面積

134㎡

延床面積

118㎡

設 計

㈲吉田建築計画事務所

担 当

吉田・児玉