柳川保育園は鹿島灘にほど近く、松林の防風林に守られた古くからの集落に位置し、夏は浜風がそよふく海岸沿いの立地。
既存園舎は平成5年に建てられ、平成12年に増築されています。今回は乳児室(0・1歳児室)と職員室を併せて別棟に増築し、既存園舎の内部外部も改修しました。
園庭を囲んで、既存棟と増築棟(乳児保育室)の子供たちがコミュニケーションをとりやすい事、職員室から登園降園の様子が確認できる配置としました。
乳児棟の室内は木の香漂うシンプルで温かみのある小さな保育室です。連続する登り梁(化粧材)で構成された天井と、板張りの壁、無垢のフローリングで子供たちを優しく包み込みます。
トップライトや大きな窓からは自然光が入り、浜風が通り抜けます。また日常の中で季節の変化や自然と触れ合えるよう乳児専用のウッドデッキを設けました。
小さな子供たちが、我が家にいるような安心した気持ちで、日々過ごせる事を大切に計画しました。
増築棟(乳児保育室)の外観デザインは既存棟の外観(ノスタルジックな欧州型民家)と併せる事と、門を入って直ぐの建物となるため、柳川保育園のイメージに相応しいデザインとなるように考えました。


